【年月日】2003年 9月 1日(月)
【ポイント名】早川ビーチ
【天候】
【気温】31℃
【水温】 水面:24.3℃/水底:24.0℃
【透明度】たて 2〜8m/よこ 1〜8m
【コンディション】2本目から急激に白濁りし視界不良

【コメント】
 エントリー口にはヒメテングハギと思われる幼魚が泳いでいる。ちょうどテトラが切れた
辺りのブイの根元の土嚢にはキヘリモンガラが付いている。またすぐ近くにはコケギンポ
仲間が・・・スタッフからは以前から聞いてはいたが、私は早川で見るのは初めてである。
さらにその先には20cmくらいのテンスモドキが1個体いる。テンス同様、一定距離以下に
は近付かせてくれないので、今回は2本目に・・・と思ったら視界不良と、一眼レフのストロ
ボのバッテリー切れで撮影不可能になってしまった(TT)

 さらにツバクロエイの大きさには驚かされた・・・そもそもツバクロエイ自体が目撃情報が
少ないが、いざ水中で鉢合わせしても、タタミ一畳ぶりくらいあって、視界の悪さも手伝って
持っていた撮影機器のどれにも全身が入らない・・・何とかDVカメラで周りを1周グルリと
廻って撮影した。

 左の外周ロープの脇の竹の漁礁には相変わらずたくさんのクロイシモチが要るが、カップ
リングしているのは1ペアだけで、オスのクチには白くなり始めた卵がくわえられていた。
あれ?オスの口の中は満杯なのに、そこにお腹パンパンのメスがべったり・・・。

 同じく竹の漁礁の中には、ムレハタタテダイの大き目が3個体と小さいのが2個体要る。
カイワリのかなり大き目の個体が鰓蓋を広げてクリーニングしてもらっているのだが、脇腹
の傷を突っつかれると痛いらしく逃げる・・・が、ムレハタタテダイは追いかけなくて、カイワリ
も暫く待っていたが、来ないのが分かると、どこかへ泳ぎ去ってしまった。

 サキシマミノウミウシはテトラ前の消波ブロック上にグッチャリついているし、バライロマツ
カサウミウシはテトラの間か、メインロープの途中にある砂の中から頭だけ出している左側
のテトラ側面のシロガヤの根元についている。ただし、個体のサイズはまだ5ミリ程度。