【年月日】2003年11月 8日(土)
【ポイント名】早川ビーチ
【天候】のち
【気温】21℃
【水温】 水面:21.9℃/水底:21.8℃
【透明度】たて 5〜6m/よこ 3〜5m
【コンディション】ウネリ弱、白濁り

【コメント】
 見出しこそ「カミソリウオだ!」にしているが、今回も色々と出てきてくれて面白かった。
まず、漁礁手前のロープ止めブロックにはタコベラが。カメラを向けると鰭を全開にして
くれるし、そのわりに逃げないので撮りやすかった。

 沖の三角のテッポウエビ属の一種は、まだ頑張っていたが名前の由来の大きい方の
ハサミが取れてしまっていた・・・時間の問題かなぁ(TT)

 セスジミノウミウシは2個体に増えていた。また、いなくなったと思っていたバライロマツ
カサウミウシ、沖の三角行きのロープを止めているブロックの脇に生えている黄色いガヤ
に沢山付いていた。まだサイズ的には5ミリくらい。先週のログのどうやら「シロガヤしか
付かない」というのは間違いみたいで、条件により他にも付くみたい・・・現地のスタッフ
曰くクロガヤにも付いていたとのこと。

 ヨコシマクロダイは少しずつ沖の方に動いている気がするが、ほぼ同じ場所にいる。
クロダイもイシダイもよく顔を出してくれる。マアジの群れが若干小さくなった気がするが・・・

 それからやっと撮りました、某掲示板で噂だった、意外な場所のイザリウオと、カミソリ
ウオ
。 そして、今まで見逃していたコモンウミウシもゲット!! さらにオジサンもゲット。
オジサンはカミナリベラに混じって、まだかなり居そうな感じ。どうやらまだインドヒメジも
居るみたいなんだけど・・・

 そういえば、バライロマツカサウミウシの居るロープ止めの周辺は、アカササノハベラの
メスが大量に居て、ちょうど産卵期の真っ盛りらしい。オスはかなり興奮していて、目に付く
他の魚を片っ端から追い散らすし、おまけにボクにまで威嚇してくるし。ちょっと離れて見て
いると、メスの鰓蓋の後ろ辺りを交互にツンツンして、そのうちに2匹寄り添って2mくらい
上昇し、頂点でパッと離れる。離れた辺りは白濁したように見えなかったから、ひょっと
したら「不発」かも知れないけど。