【年月日】2004年 8月 7日(土)
【ポイント名】早川ビーチ
【天候】
【気温】30℃
【水温】 水面:26.0℃/水底:25.8℃
【透明度】たて 10m/よこ 3〜5〜8m
【コンディション】凪

【コメント】
 数日前の台風でエントリーポイント前のテトラポットに固定されていたガイドロープが
千切れてしまった様で、その根本にチョロチョロしていたトゲチョウチョウウオは居なく
なってしまった。代わりに5cmくらいの大きさのオヤビッチャが3個体来ていて、近付くと
テトラポットの中に逃げ込む。

 そういえば、手前の三角形がとうとう壊れました。近いうちに水中マップを直します。

 メインロープに沿っていくと、沖に向かってテトラポットの隙間を抜けきれた辺りの
ロープのコブの中にキヘリモンガラの幼魚が居た。これは去年と同じ場所でサイズも
ほぼ同じくらいの全長目測5cm。ただし、ごめんなさい、デジカメのAFがタコでまともに
ピントが合いませんでした。証拠写真程度なので、あしからず。

 近くには前回も見た婚因色のヘビギンポ。しかし周囲をぐるっと回ってくまなくメスを
探したが、やはりいない。レギ越しに「近くにメスいないよ」と話しかけると スッと普通の
色に戻った。約3秒くらいで。いや、マジで・・・彼はボクの言葉を理解したのだろうか??

 バラヒラベラも前回とほぼ同じ位置にいるが、4個しか残っておらず、内3個体がオス化
していて、一番大きいのが目測で全長30cmくらい。他のオス2個体は25cmくらい、
メスも15cmくらいになっていた。個体間の距離も離れ始めているが、まだオスはあまり
アッピールっぽい行動はしていないように思え、メスも淡々とエサを探している。

 漁礁の沖側の外周ロープ付近では、ホンベラの産卵(ダミー?)が確認された。
2〜3組のペアらしき個体が50cm〜1mくらいの範囲でグルグル回りだすと、2〜3秒で
近くの3〜40個体が周りを取り囲むようにワラワラ集まってきて、グルグルしていた
ペア達を先頭に、そのまま3〜4m一気に上昇し、底へ向かって急反転したと思ったら
他のワラワラ状態も一斉に反転して解散した。反転した辺りの白濁は見えなかった。

 また、解散後もお互いに普段よりはかなり集まった状態に見えたが、10分間ほど待って
みたが「次」は見ることが出来なかった。ちなみに、なんで最初にグルグルしていたペアが
先頭か分かったかというと、こいつらの泳ぎ方がひときわ激しく体をくねらせていたから。

 今回、ツマジロモンガラは初めて見ることが出来た。スタッフ曰く、去年も居たとの事で
あるが、だれも写真は撮っていない。また、THEチョウチョウウオも久しぶりに見ることが
でき、やっと写真に収められた。

 ところで、コレなんだっけ? よく見かけるんだけど、改めて図鑑とかで探すと見つ
からない(^^;)